「ちょこざいなっ!」

お酒を飲みながら日々の雑感をダラダラとつづるブログ

再考アベノミクス

そういやあったよね、アベノミクス

そうそうあったよね、アベノミクス

 

戦争法案で脚光を浴びている安倍氏ですが自民党が政権与党に帰り咲いた、2012年の衆議院選挙の時のキャッチコピーは「日本を、取り戻す」でした。

今でもその辺にぽいぽいポスターが貼ってありますね。

その後出てきたのが『アベノミクス』でした。

今さらですがアベノミクスとはなんだったのかということを、復習もかねてまとめておきたいと思います。

出だしからそうですが、個人的な復習なのでちょいちょいゆるいとこがありますがご容赦。てへぺろ

 

 

そもそもアベノミクスがなんで始まったかと言うと、衆議院選挙の争点として、とりあえず経済政策だしとくか。ウケいいし。みたいな感じだったように記憶してます。

震災後の復興には財政(国の台所事情)がよくならないとダメだ!

そのためには経済の活性化だ!

的な感じでしたね。たしか。

アベノミクス3本の矢

  • 大胆な金融政策→第一の矢
  • 機動的な財政政策→第二の矢
  • 民間投資を喚起する成長戦略→第三の矢

アベノミクスと言えば3本の矢という単語がやたらと出てきますがそれがこの3つです。これらのスローガンのもと、様々な政策が考えられました。いくつか列記しようと思います。form wikipedia

 

【大胆な金融政策】

・2%のインフレ目標

・無制限の量的緩和

・円高の是正

【機動的な財政政策】

・大規模な公共投資(国土強靭化)

建設国債の買い入れ、長期保有(日銀が買いオペ発動)

【民間投資を喚起する成長戦略

・「健康長寿社会」から創造される成長産業

・世界に勝てる若者

・女性が輝く日本

 

改めて書き出してみると「そーいやそんなこと言ってたなー」って感じですね。そして最後の【民間〜戦略】の適当さがハンパない。笑”

何を“する”のか

ほんのちょっとだけ専門的な話になりますが、それぞれが具体的に何を目的にどんなことをするのかということをさらっと書いておきます。

 

まず第一の矢では、市場にお金をジャブジャブ流して、デフレ(物の価値が低くお金の価値が高い状態)からインフレ(物の価値が高くお金の価値が低い状態)へ、また、1ドル70円台だった円を、円安の方向へもっていき輸出を活性化しようとしました。

そして第二の矢では公共事業をじゃんじゃんやって需要を創出しましょう。

最後に第三の矢で法人税の減税とか、規制緩和とかしちゃって経済成長するぜ。的な。

簡単に説明すると、第一の矢でデフレから抜けだすと物価が上がる→みんなの賃金もあがる、ほんでもって第二・第三の矢で経済を活性化させてみんなハッピー!!ということです。

これまでやってきた自民党の経済政策全部つぎ込みました。みたいなそんな感じです。

 

一見とても良いように見えます。

何を“した”のか

 言うは易し行うは難しが世の常です(口だけ横山、身にしみてわかってます)。

実際、どういうことをしたのか見て行きます。

 

 まず第一の矢。

上でも書きましたが市場にジャブジャブお金を流します。

具体的にどうするかというと、地方銀行が持っている国際を日銀が買い上げたりするそうです。

また、円安に誘導するために日銀が大量にドルの購入を行ったりもしました(通称黒田バズーカ)。

(これで痛い目にあった自称投資家数知れず…)

 

第二の矢。

日銀が国際(建設国債)を買い入れてくれたことで、インフラ系の色んな工事が可能になりました。これがイコール国土強靭化計画です。

なにしたかって言うと、道作ったり、耐震改修したり、電柱を地中化したりです。みなさんの身の回りでも道ができて便利になったりなんかがあったと思います。

 

そして第三の矢。

まず法人税の減税をはかりました。2014年に2.4%の法人税の引き下げをおこなっています。

そして最近あったのがいわゆる「派遣法」の改正です。上限を3年と決めていた派遣の期限を撤廃するものです。

また、介護や医療の分野で外国人労働者の流入も画策しています。

結果どうなったか

これが一番大事ですよね。

結果どうなったかというと、まず2%のインフレ目標は達成しましたが、先日のニュースによると実質賃金(物価の上昇分を考慮した賃金)は25ヶ月連続マイナスを記録しました。

つまり、賃金の上昇がインフレのペースについていけてないということ。家系的にはマイナスです。

また、第二の矢によって公共事業がじゃんじゃん行われたわけですが反動として国の借金は増え続けています。

そもそも、国が発行する債権(=国債)を通貨を発行する中央銀行が買い入れるってのは禁じ手なんです。借金し放題になりますからね。

そしてどんどん膨らむ赤字の中、派遣法が改正され、実質「派遣されたい放題」になりました。

正社員にする必要ないんですよね。ってなったら社会保障費も払う必要ない。会社にとっては随分おいしいはなしです。

その上、外国人労働者を入れようという話になっている。

 

実質アベノミクスが始まってから実体経済(私たち一般庶民が実際に関わる部分)は大して影響なく、株価だったり為替だったりがハイハイって動いてたわけです。

そのお陰で輸出に依存している産業(主に自動車メーカー)なんかは利益があったでしょうが、私達にしてみたら小麦高くなったよとかガソリン値上がりしたよとかふんだり蹴ったりじゃなかったんでしょうか。

 

トータルで言うとアベノミクスって何ももたらしてないんじゃないか。

むしろマイナスだったのじゃないかというのが個人的感想です。

いけてないね。

むしろ、借金も増やされてこれから社会を担っていく“若者”としては暗澹たる気分です。

 

「それちょっと認識違いなんだけど!!」

みたいなのがあれば教えてください。

自分もまだまだ勉強不足なのでご指摘いただければ幸いです。

 

では、また。

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