読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「ちょこざいなっ!」

お酒を飲みながら日々の雑感をダラダラとつづるブログ

SEALDsの抗議活動に参加した感想

安易なタイトルですがこれでいこうと思います。

長いです。

 

 

 

せっかく東京に来たので、巷で話題の毎週金曜日に国会前でやってるSEALDsのデモに参加してきました。

警察の警備が強化されてるなんて聞いてたのでどうしたもんかと思ってましたが、素直に国会議事堂前駅で降りました。

到着したのは午後8時過ぎ。

地下道から地上に出た時はまだハッキリとした音は聞き取れなくて、とりあえず携帯の地図を頼りに東回りで抗議活動が行われている国会正門前へ。

途中、警察がポツポツ立っていて「ココは通り抜けできないのであちら側に渡って迂回してください」とか言われながら(それにムッとしながらも)ゆらゆら歩いて行くと、【脱原発系】のグループと遭遇する。

3つか4つくらいの別々のグループがぽつ、ぽつ、とあって、思い思いの方法で主張していました。

川内原発も気がかりやけど今日はそっちやないねん』

と、なくなく通り過ぎる。

 

この脱原発ゾーンにさしかかった頃にはハッキリとコールも聞こえてきて、人も多くなりにぎやかになり始める。

そこを抜け、正門前の道にさしかかると、いた。 

f:id:taku1907:20150801002433j:plain

よく見かける感じの写真が撮れました。

 

抗議活動は、国会正門前を東西に走る道を隔てて、北側と南側に分かれていて、北側がメインの会場みたいになっていました(ちなみにこの写真はメイン側)。

メイン側は有名な教授がスピーチしたり、マスコミやジャーナリストの取材なんかもあって、“華やか”な感じ。

当然南側の人たちはメインの北側に渡りたいんやけれど、道路には装甲車や鉄柵、横断歩道は警官たちがスクラムを組んで塞いで渡らせないようにしていました。

 

北側は人が多くて危ないからというのが警察の理由でしたが、「あっち(北側)めっちゃスペースあるで」なんて情報が北側参加者からもたらされるもんやからそちらに渡りたい抗議参加者と警官が喧々諤々のやり取りをしていました。

警官の応対は、本当に申し訳なさをそうにする人、端からそんなの知ったこっちゃないと決め込んでる人、騒音としか捉えてない人、だんまりを決め込む人、と人によってさまざまで印象的でした。

しかも、地下鉄桜田門駅の通路を通ってひょいと北側に抜けれるもんやから、彼らもなんのためにやってるかわからんくなるやろうなー。

ここでは互いに怒りや憤りのぶつけ合いになってしまっていて、場に負の感情が渦巻いていて、いたたまれなくなりました。

あとメガネの警官多いのも印象的でした。

 

北側でも南側でもコール→スピーチ→コール→スピーチ…の流れで行われます。割合的には半々くらいのもんなんやろうか。

離れた場所にいても声が聞こえるようにということで、ところどころにスピーカーが置かれています(たまに混線してたけど)。

一番盛り上がっているのも熱量があるのもマイクのある場所付近で、空気感じられるし、スピーチする人の顔も見られるしで、中心の方に人が集まっているのですが、そこから離れたところは離れたところでかなりゆるっとしていて、「必死になって声あげんくても、空気感についていけてなくても、なんか、まぁ…おっていいんか。」と感じさせてくれます。

個人的にはスピーチは聞きたいけども、コールするのは色んな想いが錯綜して憚られて(ここは本論からずれるので今回は割愛)、すごい中途半端なフワフワした状態やったのでこの緩衝地帯がありがたかったです。

 

よく話題に登る参加人数ですが、行ってわかったけどあれはまともにカウントできへんと思います。

人は行ったり来たりするし、ちょっと立ち寄って帰る人もいるし、コールやスピーチに賛意を示して過ぎ去っていく人もいるし、『あっ、そんなとこにもおったんですね』みたいな場所にも人いるし、そもそも暗いからわかりづらいし…。

メイン会場付近の混み具合は、『甲子園での阪神ー巨人戦の帰りの改札』ぐらいです。人数はわかりません。警察も主催側も正確な人数を把握するのは無理です。

 

(装甲車、鉄柵、警官で車道塞がれるの図:南側から北側を撮影)

f:id:taku1907:20150801002445j:plain

 

 

この彼らの行動、個人的には『羨ましいなー』というのが率直な感想です。

彼らきっと毎回毎回、反省して対策たてて考えて金曜日に挑んでると思うんですよね。

それはそれは大変やと思うけど、その反面“文化祭的”な楽しみもあると思います。

毎週文化祭。みたいな。

一つの物事を仲間たちと作っていくのはそれはそれは大きな喜びやし、社会的に注目を浴び、インパクトを与えるようなチャレンジができるということに、おおいにやりがいも感じられているのだろうと思います。たぶん。

だからこそ「おれたちってこうだよね」っていう自負も出てくるし勢いも出てくる。そして、そこに惹きつけられる人もぞくぞくと出てくる。

それゆえに、この運動が継続できるのだろうと感じました。

そういうことに今、この瞬間、関われてる彼らに対して羨望の眼差しを向けずにはいられませんし、ここまで大きな活動にした彼らを本当に尊敬します。

自分もこの時代に関東で(関西で)学生やれてたのなら関わりたかったし、間違いなく関わっていたと思います。

それだけこの行動は、これまで少ないながらも政治に関心を持ってきた私にとって、とても魅力的に映りました。

 

運動自体もそうですが、彼らの魅力は個々人が紡ぐ素直な言葉のひとつひとつだと思います。

SEALDsのメンバー(それ以外の人もおるんかもしれんけど)が代わる代わるスピーチをするのですが、彼らの心の内から発せられる、その実直な言葉に心を揺すぶられることも少なくありません。

とてもいいと思うのが、事前に原稿用意してること。

その場で原稿見ずに話せればスマートなのかもしれませんが、結婚式の上司のスピーチよろしくダラダラしてしまい論旨がわからなくなってしまう危険性もあるし、不要なアジりもせずにすむ。何より自分の言葉と向き合える。

彼らの強みは、自分の内心を吐露するような、その言葉のひとつひとつなんだろうなーと思います。

  

ただ、自称コミュ障ひきこもり(いや、ほんとに)な私にとって、あの場は少なからず“居づらい場”でした。

理由は2つあって、

ひとつは、あの場に少なからず負の空気が流れていること。

もうひとつは、場が画一的なこと。

これ2つとも当然のことで、参加者の大半は今の内閣に『ふざけんな』と思ってるからあの場に集まり、想いを発散させているわけです。

だから、主張も場の空気も『安倍辞めろ』的なモノに収斂していくのは自然なことだろうと思います。

というか、デモとか抗議活動って同じ思いを持った人が集まって主張するんやから、そもそもそういうもので、「そこに不満あるなら行くなよ」って話になります。

そりゃそうや。

けど、今回の法案には絶対反対やし、政権運営の仕方についても到底納得していないので、彼らの行動は応援したいし直接的な賛意を示したいのでその場には居たいんですよね。。。

 

ほなどうするか。

『あそこに参加しつつも参加しない』のがいいんじゃないかという結論に落ち着きました。

金曜の夜7時半〜9時半まで(金曜ロードショーは見られへんけど)あの場にいる。

けど、違うことをする。

それは、本を読むでもいいし、パソコン持ってって仕事をするでもいい。

お経を唱えるでもいいし、彼女と愛をささやきあうでもいい。

なんでもいいからなんかする。

 

個人的には、『今回の法案について』とか、『これからの日本について』とか、普段はちょっとしないような話を友人たちと、あわよくば知らない人も巻き込んであの場で話し合うことができればなーと思いました。

抗議行動も中心の方は密集してるけど、少し離れれば混雑もしてないし、しかもいい感じに通行の邪魔にならないようなくぼんだスペースがあるんですよね。

そういう場所で、彼らのコールやスピーチをBGM代わりにしながら話し合えば、普段できないような話もすっとできるんじゃないかなーと、霞ヶ関に浮かぶ月を見ながらぼんやりと考えつつ帰路につきました。

(この日は満月 3年ぶりのブルームーンでした)

f:id:taku1907:20150801002441j:plain

 

というわけで、これから東京にいる限りあの活動がある限り毎週金曜はあの場に行きます(ゆーてあと数回しか行かれへんけども)。

で、あわよくば友人たちと(そうでない初めましての人とも)、少し外れた場所で、普段はしないような話をゆるゆると語りあえればなーと思います。

ですので、金曜の夜に時間があってしかも国会議事堂方面に来るのもやぶさかではないという人は、ぜひ横山まで連絡ください。10分でも15分でも喜びます。

 

「とりま集合」

「それな、それな」

広告を非表示にする