「ちょこざいなっ!」

お酒を飲みながら日々の雑感をダラダラとつづるブログ

包丁の話

タイトル見て

「おもしろくなさそうやなー」

と思ったけどクリックした方。

正解ですよ。

読み終わる頃には

きっとあなたもこの包丁のとりこになっていることでしょう。

 

 

出会い

私たちの出会いは2011年の秋でした。

 

 

いや、やっぱり覚えてないや。

 

 

民芸・工芸に興味を持ち始めたあたり。

『桜の柄』の包丁を見てビックリしたのが最初。

www.pikore.com

ここに写真が色々あがってるので見てもらえれば。

インパクトあるんですよね。

しかも各方面からの評価は上々で、

『いつかこの包丁持てたらなー』

と思っていました。

 

再会

大塚刃物さんのことも忘れかけていたある春の日。

それは不意に訪れる季節の変わり目のように

唐突にやってきました。

 

 

ウソです。

大塚さんの刃物が見たくて出向きました。

 

 

5月の中旬

これまで続いていた爽やかな青空が一転

重い空気が立ち込める曇天の日に

倉吉市へ結婚式の打ち合わせ兼会場チェックに向かいました。

仕事が早く終わったので

同じく倉吉市にある"ある場所"へと歩を進めました。

そう。

大塚さんの包丁を見るためだけに。

そしてその決断が運命を大きく変えることになるのです。

 

COCOROSTORE

そう、その場所こそ

鳥取の手仕事』を集める

COCOROSTOREさんなのです。f:id:taku1907:20160616222544j:plain

店内はこんな感じ。

(水曜が定休日。それ以外にも店主さんの出張で休まれてる日があります。)

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写真撮るためにわざわざ電機をつけてくださった店主の田中さん。

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美しい手仕事達が並びます。

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輝きをはなつ器たちには目もくれず見入ったのがこれ。

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いやー美しい。

どれだけ見ても美しい。

田中さんと30分くらいかなー?

如何に基調な鋼か

如何に手間がかかっているか

なんてお話をふんふんと聞いておりました。

そしてその時がやってくるのです。

 

決断

『移動生活してるしなー』

『キッチン広くないからあんま気張った料理できへんしなー』

なんて考えをすっ飛ばして、

 

「買います!」

 

と言っていました。

それほど、それほど素晴らしい包丁で、

間違いなく買う価値に値するものだったのです。

 

大塚刃物のスペック

最近の包丁は錆びにくいステンレスが重用されますが、

やはり切れ味の点では鋼に負けます。

大塚さんの包丁は鋼を使用するのですが、

鋼の中でも高級品と呼ばれる

島根県は安来で作られる青紙を使用しています。

3〜40トンの鉄からわずか数百キロしか取れない貴重な鋼。

それをふんだんに使用しています。

 

そして!!

なにより!!

大塚さんの本気度が現れているのがココ。

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『毎日使っても1年間は砥がずに切れることを保障』

『一生お使いください』

これです。

しびれます。

しかも、こんな細かいオーダーができます。

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そしてこんなとこまで見てくれます。

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手の大きさ、利き手、身長、握力まで考えて、

柄の角度を調整してくれます。

そして桜の枝を選ぶ場合

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この山桜の枝の中から、

『握ってしっくりくるところ』

というかなりアバンギャルドな方法で選びます。

もうね、唯一無二の、自分だけの包丁ができあがるわけなんです。

こんな喜びってありますか?

ないですよね?ないです。

 

そして…

 

ここからが本番です…

 

これだけ好き放題やって…

 

細やかな対応もしてくれて…

 

切れ味は抜群で…

 

1年間の保証付きで…

 

お値段なんと…!!!!!!!

 

 

 

 

 ¥10,530

 

 

 

 

おかしいですよね。

おかしいんです。

まずオーダー費無料です。

包丁の価格は刃の部分の長さで決まります。

自分の場合は刃渡り20cmくらいで8千円ちょいやったかな?

桜の柄にすると+1,500円です。

それ以外の柄もあります。

どう考えてもおかしいんです。

ありえないんです。

安すぎます。

速攻作っちゃいましたよね。

そして出来上がったのがこちら。

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美しい。

感涙にむせび泣きました。

通常はオーダーから4〜6ヶ月かかるところ、

まさかの1ヶ月で出来上がりました。

田中さんがFAX送られる時に一筆添えてくれたそうです。

泣ける。

 

感想

そして今日、ようやく、使ってみたわけです。
\ようこそ我が家へ/

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使ってみて実感したのが、

すごくよく切れる。

そして手に馴染む。

使う前に拝んで、使い終わってからも拝みました。

料理下手な人ほど大塚さんの包丁使ったほうが良いと思う。

ストレスなく切れるし、なにより"上手く"切れる。

スッと包丁をおろせばスパっと切れる。

お肉とかもグニグニしながら切ってたのが

スーッと切れるようになる。

いや、すごいです。

料理しながら笑うの初めてでした。それぐらいすごい。

前日の作りおきとかあったのであまり使う機会はありませんでしたが

できあがったのがこちら。

(田中さんから頂いた桜の枝のカトラリーレストと共に)

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ほんとに良い品って、購入する時に

「ありがとうございます」

って言いたくなるんやって初めて知りました。

いやー、一生物の包丁を手に入れてしまいました。

これからの料理が楽しみになりました。

万能包丁を作ったので次はペティナイフを作ろうかと画策中。

この2本で間違いなく一生を楽しく過ごせます。

いやー。ほんと作ってよかった。

紹介してくださった田中さん、作ってくださった大塚さん、

本当にありがとうございました。

 

そんな大塚刃物の包丁がオーダーできるCOCOROSTOREはこちら。

cocoro.stores.jp

Google マップ

住所:鳥取県倉吉市魚町2516

電話:0858-22-3526

ぜひ訪れてみてください\(^o^)/

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